このスレもつくってみますた。。。
>最低落札価格の設定って無くなってきました。
>洩らす馬鹿がいる
なるほど。
そもそも役所はには、「利益」というものが存在しないのが問題なんです。
逆に、予算は絶対余らせてはいけない。
万一予算を余らせると、次年度の予算が削られる。
なので、みんな緊急の支出に備えて3月までは金を握り締め、3月になると「それっ!」とばかりに一気に使い切るわけです。
ムダ使いしてでも。
個人的には、余ったら予算縮小でいいと思うのですが、彼らは自分の部署の金は自分の金と思うらしくて、少しでも予算を増やしたい、と思うらしいのです。
そこんとこに、何とかして「利益」というインセンティブを持ち込む必要があると思うのです。
>機器費40万、設置工事費30万、その他諸経費20万。
>落札金額は5年契約で月額3000円。
これって、90万の仕事を、18万で落としちゃった、ってことですか?
いろいろ事情はあるとは思うんですが。
たとえば、コンピュータがらみだと、初回赤字で収めても、保守や更新で確実に儲かるから、というのもあるかもしれませんし。
OBがいる会社だと、そういう落とし方をして、「追加」「変更」「随契」でボロ儲けさせる、なんて手もありそうですね。
>どんな商売でも、ピンハネ分が利益
う~ん、役所の積算だと、人件費(てか原価は全部)はナマだと思いますよ。
利益は、「経費」の方に入ってると思います。
単品で分離できないものに関しては、そういうことはしてないと思いますが。
なので、想定した人件費を払ってないのは、利益でなく、やっぱりピンハネなわけです。
で、想定では、元請けが下に投げず何もかもやる、ということのようなので、「経費」は元請の利益しか計上されません。
よって、下請けに1回投げるごとに、経費分がピンハネされていき、重層下請けだと一番下の、実際に納品や作業をするところに、全部のシワ寄せが行くわけです。
だから、重層下請けはマズイわけです。
しかし、これを有効に防止する手段が無い、というか、OBが暗躍する余地が無くなるので、わざと防止しないというか・・・
>ダム工事やトンネル工事なんかで 当初予算より何倍もの工事費が掛かる
あれは、ヘタすると10年単位のものがありますので、物価スライド制みたいなことになっていて、数年ごとに予算申請して、契約しなおすようです。
自然が相手なので、工法変更、設計変更がいくらでもありますし。
なので結局は、
>掛かったら掛かった分だけ工事費が増えるなんて仕組み
になってしまうようです。
よって、コンピュータの話のように、1期目を赤字でいいから取ってしまえば、あとは儲け放題、となるようで、ゼネコンにはオイシイでしょう。
てか、巨大事業だと、そもそも企画・設計段階からゼネコンが入り込んで、実際の作業は入札前からゼネコンがやってるわけで。
入札なんて、出来レースもいいとこで、ただの「儀式」にすぎないでしょう。
てか、原子力とか宇宙とか防衛関係だと、「公共事業」という概念から大きく外れたことをしないと、何もできないような気がしますし。
役所、OB、企業ががっちり組み合って、他者を一歩も立ち入らせない体制を作っているでしょう。
>汚職の温床になるんでしょうね。
●×事業団、※▲公団、■★財団、とか、役所だかナンだかわからないところは、大方「それ」だと思っていいと思います。
最近は我々パンピーがそのことに気付いてきたので、カムフラージュが巧妙になって、みんなカタカナ名の株式会社などにして、ワケわかんなくしています。
さらに追い討ちをかけるように、「民営化」の嵐。
こういうところは、一応準役所なので、前は予算、組織、内規などの公表の義務があったのですが、「民営化」したら、そんな義務はなくなりますし、入札等も好き勝手になってしまいます。
だから、国鉄、道路公団、郵便など、競争相手がいないものを「民営化」するのは、伏魔殿の大増築みたいなもんで、ナンセンス極まりない。
この国をダメにしている元凶です。
公共事業に喝!
- げしゅ
- 2010/01/22 (Fri) 16:13:22